図書館2010年09月22日

ワタシの妹は米国で暮らしている。

その妹へ、ワタシの親父はパソコンからメールを打つ。

妹はむこうの暮らしの様子や、娘たちの写真を送ってきたりする。

親父はこちらの様子を書き綴って送る。

 

あるとき、親父が妹に送ったメールの中に「信太(ワタシの息子)は孤独なところがあるから・・」という文があった。

ちょっと意外な気がした。

 

 

先日、夏休みに入る前に学校で書いたプリントを見つけた。

1学期を振り返って自分の行動を評価するものだった。

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そこには、こんな問いかけがあった。

「休み時間、友達と仲良く遊べましたか。」

ほとんどの問いかけに〇や◎をつけていた息子が、その質問だけには△を付けていた。

「ぼくはあまり遊ばないでとしょかんで本をよんでいたいら(?)次は仲よく遊びたいです。」

 

やっぱり、ちょっと孤独なようだ。

一週間ほど前、学校へ行く機会があった。

図書館の前を通った。

ドアのガラスの向こうに子供用の小さな椅子がいくつも並んでいた。

そこに、ひとりで座って本を読む、息子の姿を想像した。

暑いのなんの2010年09月06日

昨日は9月だってのに京都のナントカって場所で39.9℃を記録した。

まったく、今年の夏は終わらない。

クーラーの無い場所で作業しているワタシは、毎日どれだけ汗をかいていることか・・

Tシャツの胸元が汗で濡れ、色が変わってくる。

それがだんだん広がり、Tシャツの上半分を占めるようになる。

もう、びしょびしょです。

1日に2~3回、Tシャツを着替える。

 

家具製作の最終工程である塗装作業を行う作業場は、つばきやの西側にあるので午前中は陰になっていて涼しい。

窓を開けて、風でも通ったらとても快適なのだ。

ところが昼過ぎから陽が当たり始める。

午後は強烈な西日が入ってくるので西側の窓を閉める。

あごから滴り落ちる汗が塗装中の家具にかからないように、タオルで汗を拭う。

 

ところで、作業場の棚にはろうそくが何本か置かれている。

出来上がった家具の、引き出しの桟に蝋を塗って滑りをよくするためのろうそくであるのだが・・

この作業場が、どれだけ暑いか・・

この写真見てください・・

 

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闘鶏2010年07月31日

バリ島、テガラランの通りを走っていたら向こうの方に鮮やかな色の幟旗が見えた。

ドライバーのカデ君に「セレモニーかな?」と訊いたら「いや、たぶんコック・ファイティング(闘鶏)」と答えた。

もうその場所は通り過ぎてしまったのでいったんはあきらめたけど、帰り途にまたそこを通ったので車を停めてもらった。

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テガラランの通りから見た闘鶏場。

左手の赤や黄色の幟旗が目印。

 

 

 

 

 

入り口にはコワモテのおじさんが睨みをきかせていたけど「見てもいい?」ときくと「どうぞ」と意外に愛想がよかった。

入り口で入場料約100円を徴収された。

本当はもっと安いんだと思う。

だって満面の笑みで「ありがとう!」って言われたもの。

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100円徴収された入り口

 

 

 

 

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このテントの中が闘鶏場。

竹を組んだ観覧席は2段になっている。

 

 

 

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大きな闘鶏場だった。

十数年前に見た闘鶏は寺の境内で行われていて、人数もおそらく30人程度のものだった。

ここは、そうだな、300人くらいはいるんじゃなかろうか。

竹で組んだやぐら状の観覧席があって大人数が闘鶏を見ることができるつくりになっている。

食べ物や飲み物の屋台も出ていて、ちょっとしたお祭りのようだ。

 

 

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闘鶏場の周囲ではカード賭博もやっている

 

 

 

 

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どいつもこいつも楽しそうな顔をしている。

自慢の鶏の羽をなでてニヤニヤしている。

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さあ、もうすぐ始まるよー!

片手を挙げて「ナントカカントカー!」と賭け金を煽るおじさん。

 

 

 

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勝ったほうの鶏。赤い紐で脚にナイフがくくりつけられてます。

 

 

でも待てよ・・

確か何年か前、闘鶏やカード賭博は政府に禁止されたんだ、ってカデが言ってた・・

禁止されたんじゃなかったっけ?と尋ねるとちょっと笑いながら「イエス。」

・・・?

隠れてやるのならわかるけど街道から見えるところに幟端を立てて見つからないはずが無い。

ダイジョーブ?

「ダイジョーブ。ポリスにお金払ってるから」

・・・なるほど・・「いくらくらい?」

「わからない。だけどたぶん1000万ルピア(約10万円)くらい」

「そんなに払ってんの!」

「たぶん。でも上から下までだからひとりひとりは少し」

お偉いさんから下っ端まで、つーことです・・

 

昔、こんなジョークを聞いたことがある。

『日本人を含めたアジア人留学生たちが、自分のお国自慢をした。

日本人留学生の番になった。

日本人留学生はこういった。

「日本の警察は賄賂を受け取らない!」

そこにいたアジア人留学生たちは皆驚いた。』

闘鶏のルールは、押さえつけられたり逃げたりして戦う意思が無いそぶりを見せると負け。そして負けた鶏はしばしば死んでしまうそう。

その時は勝った鶏のオーナーが相手の死んだ鶏をもらうのが決まりだが、その場でさばいて売ることもあるらしい。

昔、父親が闘鶏をやっていたことがあるカデ君はその鶏を食べたことがあるっていってた。

ちょっと硬いけど、うまいって言ってた。

味付けは塩だけだって・・

 

・・・旨そう・・

忘れ物2010年07月31日

7月25日に出発した今回の仕入れ。

バリに着いた初日の夜に重大な忘れ物をしたことに気がついた。

今までにも何回かやって、身に染みているはずなのにまたやってしまった・・

 

25日の朝は7時28分の小松空港行きのバスに乗らなければならないのに、6時半から7時まで犬の散歩をしてしまい荷物のチェックをろくにしなかったのだ。

犬の散歩など、というなかれ。我が家の犬は高齢で夏の時分は早朝の涼しい頃に散歩しないとそのままあの世へ行ってしまいそうになるのだ。

パスポートと航空券、それに現金さえあればなんとかなるのだが、やはりスムーズな仕入旅にするにはいろいろ必要なのだ。

ファイル類や前回、前々回の仕入先のレシートなど書類を整理するものや、価格の交渉に参考にするものなどがそうだ。

だが、今回忘れた重要なものとは・・・

ナイロンタオルです。

風呂に入った時、身体をシャリシャリ洗う、おそらくどの家庭にもあるあのナイロンタオル。

ワタシはどうもあのシャリシャリしたヤツでないと気持ちが悪い。

普通の綿のタオルなんぞでヌルヌルやっても洗った気がしない。

そんなもん現地で買えばいいじゃない、と思うでしょ。でも、ことインドネシアに限っては無いのですよ、ナイロンタオル。

タイにも、ヴェトナムにも、北京にもあったナイロンタオル。

でも、インドネシアにはなぜか無い・・

以前にも忘れたことがあって、散々探し回ったけど見つからなかった。

結局車を洗うスポンジを買ってきて代用してみたけれどダメだった。

粗い面はハードすぎて痛いし、ソフトな方はすべりが悪くて使いづらい。

スポンジの柔らかい部分がポロポロ取れてきて始末が悪いので、ホテルのタオルに戻って使っていたけど、ずーっとスッキリしなかった。

 

2日目の朝、さっそくショッピングセンターに探しに行った。

もしかしたら、今はあるのかもしれない、ナイロンタオル・・

しかし、期待もむなしくやっぱり無かった。

んで、今回代用してみようと思ったのが〝キッチンタオル〟。きっと違うな、と思うけど、今晩試してみよう・・

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昼に、バリのドライバー、カデ君がバリにおいてある私の荷物を持ってきた。

彼とは長い付き合いになる。

付き合っている彼女のお腹が大きくなっちゃって結婚することになった、といってた頃からの付き合いだが、そのお腹の中にいた子どもも今は小学5年生。

付き合いが長いのもそうだが、ワタシが最も信頼している東南アジア人のひとりでもある。

 

インドネシアでは外国人が銀行口座を持つにはさまざまな条件がある。

ワタシの様なときどき行く程度のツーリスト(就労ビザではないので身分はツーリストなのです)は口座など持てない。

だからインドネシアに送金するときはカデ君の口座に送金する。

時には百万単位の金を預けておくこともある。

その、カデ君の家にワタシの着替えや靴、文具類、その他いろいろを預けてある。

だから、インドネシアに行く時はとっても身軽に行けるのだ。

 

カデ君がその預けてある荷物の入っているトランクを持ってきた。

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着替えを出そうとトランクの中をまさぐっていたら・・

おお、・・・

ナイロンタオルが入ってた!!

よかったー・・

 

 

 

私は仕入れに行った時、〝仕入れ日記〟というものを記している。

最近、健忘症気味なので、その日記を読んでいると、あぁ、こんなことがあったっけな、と面白い。

その中の2008年4月1日のところに 「バリに無いもの・・・ナイロンタオル」 とある。

たぶん車を洗うヤツでゴシゴシやって辛い日々を送ったときの、最後の日に書いたものじゃないかな。

そして、その日記を見て、次回持って行ってバリに置いてきたんだな。

なかなかやるじゃないか、オレも。 いや、それを忘れてるってのが情けない・・

 

2日目の夜はジャワへ移動し、ホテルで思い切りシャリシャリやってとても気持ちよかったです。

これで、今回の仕入れもきっとすべてがうまくいく・・・

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今回はとってもタイトなスケジュールの仕入旅。

5泊6日の日程の1泊は機中泊、残りの4泊は全部違うホテル。毎日移動です。

3日目はジャワ中部の街、ソロへ移動。

夕方早目に到着したので、夕メシの前に軽くジムで汗かいて、うまいビールを飲もう。

 

タップリ汗かいて、部屋に戻ってシャワーを浴びようと思って気がついた。

忘れた・・・

前のホテルの風呂場に・・・

ナイロンタオル。

そうなんだ、また思い出してきた。

ホテルをチェックアウトするとき忘れ物が無いか見て回るんだけど、風呂場は見落とすのですよ。

 

また書かなくちゃ。

 

『バリに無いもの・・・ナイロンタオル』

やっっっと、輸入許可2010年07月22日

タイへ仕入れに行ったのが3月の末。

その時の荷物がバンコクの港を出たのが5月4日。

んで、金沢港に着いたのが5月21日。

バンコクから金沢港まで17日間。

 

 

5月21日に着いたコンテナの輸入許可が下りたのは7月15日。

日本に着いてから54日間!

何でこんなに時間がかかったかっつーと輸入に関する法律がちょっと変わったから。

今回の荷物には陶器の食器がたくさん入ってます。

食器は直接口に触れるものなので、有害な物質が含まれていないか「食品検査」というものをしなければなりません。

その、検査の方法が変わったのです。

昨年までは船便で送る食器と同じ釉薬を使った食器を航空便で送り、その未開封の国際郵便を検査機関に持ち込んで検査をしてもらっていました。

つまり、船便が着く前に食品検査だけは先にやっておいて(これは厚生労働省の管轄なのです)、貨物がついたらすぐに税関検査が出来るように、ということです。

この方法が取れなくなったのです。

コンテナが着いてから、実際の荷物の中からサンプリングして、それを検査して結果が出てから税関検査にまわるのです。

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5月31日にサンプリングされたのは6種類の釉薬を用いた食器。

結果は・・

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いずれも「適」。

さあ、やっと通関!!

と思ったら、そうは行かなかったのです・・

 

その後、管轄の大阪検疫所に食品検査申告書の訂正を求められること3回。

食器の安全性は確認されているのに、詳しく記すと長くなるのではしょりますが、些細なことを記入するように要求されたり・・・

検査機関の担当者も、普通はこんなことまで言われることはないんですがねえ・・、といってましたが・・

 

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そんなことやってる間に1ヵ月後に到着した家具便が先に通関してしまいました。

家具を引き取りに行った時に見た、倉庫の奥に1ヶ月以上も閉じ込められてる食器たち・・

四角い段ボール箱がそれです。

おーい、元気かー!

 

 

 

3度目の申請書を出し終えて、日通の担当者さんから「食品検査通りました」と言われたときにはお互いに長~いため息が出ました。

「食品が終ったので、明日税関検査して、あさってには引き取れます」と言われてさっそくトラックの手配をしました。

ところが翌日・・

「・・税関検査、引っかかりました・・」

「!!」

ど、どーして・・

 

 

原因はコレ

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マリオがマリファナ吸って目を充血させてるTシャツです。

マリファナが引っかかったんじゃありません。

「マリオ」です。

マリオの著作権を持っている任天堂の許可を得て作られたものかどうかと言う「著作権法違反」のウタガイです。

 

税関検査っていうのは適当に選んだ3箱の荷物を開封して、内容がパッキングリストと一致しているかどうかチェックするもの。

今回の荷物は全部で296箱。

その中の3箱からワリオが出てくるなんて・・

 

結局、ワリオも数枚だってことでお目こぼししてもらい、翌日輸入許可・・

 

そんなこんなで最後までイライラさせてくれた今回の荷物もやっっっっと引き取ることが出来ました。

 

食器もだいぶ店に並びました。

問題のワリオTシャツもあります。

のぞきに来て下さい・・

 

 

 

もう一回行ってきます2010年07月12日

おお、待ってました!家具便が到着。

昨日とおとといの土日は、家具便の到着を心待ちにしていたお客様のご来店で大忙しだった。

長い間、そう、時には数ヶ月もお待ちになっているお客様に「テレビボードが入りましたよ」とご連絡すると翌日にご来店していただける。

ウレシイ限りです・・

11脚の椅子と10台の家具がさっそくお嫁に行った。

ワタシとフジタはこれからが忙しい。

今度の週末までにこの11脚と10台を仕上げなければならない・・

 

 

 

しかし・・・

今回は一部のお客様に大変ご迷惑をおかけしました・・

 

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今回の入荷は298台の家具と49箱の雑貨。

たくさん入ってきたものです・・

 

 

 

 

つばきやの家具はインドネシアのジャワで作られている。

〝コンテナ〟と呼ばれる大きな鉄の箱に詰められて、船に積まれ輸送されてくる。

輸送料は「コンテナ1台いくら」なので、中身が少なくても、満杯でも同じなのだ。

だから家具1台当たりの輸送料を抑えるために、コンテナの容量よりも少しオーバーするくらいの量の家具を作って、コンテナを満杯にする。

で、いつも少し積み残しが出る。

しかし・・

今回の家具を注文したとき、自分でもちょっと多すぎるかな、と思ったんだよな。

積み残しが結構出るかな・・

そう思ったので、積み込みをする業者には優先的に積んで欲しい家具を指示してきた。

お客様のオーダー家具などがそれです。

ワタシがデザインして店で販売する家具は、今回積み残しになっても次回に入荷すればいい話。

しかし、新築やお引っ越しに合わせてオーダーされた家具は〝次回〟と言うわけにはいかない。

 

今回積み残しになった荷のリストが届いた。

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積み残しは合計97台!

多いだろうな、とは思ったけどこんなに積み残るとは思わなかった・・

 

 

 

 

そして、更に恐れていたことが・・

このリストの中に・・オーダー家具が入っているじゃないか!!

それも6台も!!

 

K様のご注文は大きなダイニングテーブル。

K様は11月に新築完成ご予定なのでまだよかったのですが・・

別のC様ご注文のダイニングテーブルも積み残し。

このC様邸は6月に完成しているのだ!

ダイニングの到着を心から楽しみにされていたのだ!!

その他にF様の円卓、滋賀県にお住まいのN様の座卓、陶芸家Q様の作業台、S様のカウンターテーブルなど・・

 

どこでどういう手違いがあったのか、肝心なものが積み残しになっている。

謝りの電話をかけた。

同等品の家具をお貸し出しすることで次回の入荷までお待ちいただけることになったお客様もいらっしゃった。

「いいですよ、ここまで待ったんだから、次回でも・・」といっていただけるお客様もいらっしゃった・・

 

 

本来のスケジュールなら次の仕入れは秋頃に行って、入荷は年末、といったところだがそんなこんな事情なので今月もう一回行ってきます。

今回の積み残しが到着するのは10月半ばでしょうか・・

本当にスミマセヌ・・・

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